2014年7月16日水曜日

ト、ト、ト、トマトサビダニ!?

7/6の事です。


枯れ上がり


順調に育っていたミニトマトですが、数週間ほど前から茎が茶色くなってるなぁ、と思っていました。
そしてここ1、2週間で、下から上に向かって、なんと急激に枯れ始めているではないですか!?



手前の株は、既に茶色部分が一番上まで達しています。奥の株は中間位まで。

以下、茎のアップですが、正常な茎と比べると、その茶色さは明らかです。
(あ、脇芽がありますね…気にしないでくださいマセ)






色々と調べてみると、どうもトマトサビダニではないかと思われます。

トマトサビダニの特徴


  • ダニの一種だがハダニより小さく、肉眼では見えない。(20倍程度のルーペが必要。100均で買えるらしい)
  • 葉の裏側がテカテカになる。
  • 茎が茶色くサビ色になり、下から上に、枯れる。
  • 乾燥と高温を好み、梅雨明けから猛威を振る事が多いので、暑さで枯れたと勘違いしやすい。
  • 弱い害虫であり、他の害虫対策用農薬で駆除されるが、家庭菜園など無農薬で育てている場合は、かなりの高確率で発生する。
などなど。
葉がテカテカというのが、いまいち分からないのですが、言われてみればテカテカしているような気もします。また、20倍のルーペが手に入らず、目視確認は出来ていないのですが、この茶色い茎と急速な枯れ上がりは、間違いないだろうと考え、対策を打つ事にしました。


対策


どどん!



皆さんよく使われているのがこれ。コロマイト。天然成分から出来ており、これを使っても「有機野菜」と言ってよい代物らしいです。収穫前日まで散布可能。ただし使用回数制限が有り、ミニトマトなら年2回まで(ダニに耐性を付けないため。本当は1回にして、と)。ただ、威力は結構なもので、手放しに安全だと思ってよいかは?です。

使用回数が限られているので、散布時は、確実に害虫を駆除するよう、念入りに実施すべしと書かれています。
あとは天気ですね。説明書には、半日は雨が降らない日を選ぶ旨も記載が有りました。それはそうですよね、せっかくの薬剤が雨で流れてしまいますから。

ダインというのは展着剤です。写真の通り、薬剤を付きやすくします。これを使うと薬剤が流れ落ちにくくなり、効きが増すようです。薬剤散布の際は必須だとか?



注意点として、コロマイトもダインも、1リットル程度の散布液を作るのであれば、0.Xミリリットルレベルでの使用となります。いちおうコロマイトには0.1〜1.0ミリリットルを計れるスポイトが入っていますが、あまり質が良くなく、別で購入された方が良いように思いました。


てことで、対策後のミニトマトがこちら。
枯れた葉を切り落とし、念入りに薬剤散布しました。
見た目が、かなりすっきりしてしまい、寂しい限りです。
これでなんとか、持ち直してくれると良いのですが…。





その後、、、


7/15現在、枯れの進行は止まっている事と、被害が大きかった手前の株も、丈が伸び、新たな葉も出てきているので、効果はあったのかな、と思っています。

ただ、茶色く変色してしまった茎が再び緑に戻る事は無く、茶色いままです。。。

あぁ、1年目は学ぶ事が多いですね。可哀想な事をしました。もう少し早くから予防してやれば良かった。

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